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戦國時代、趙國の都である邯鄲の人たちは、力にあふれ優雅な姿勢で歩くことでよく知られていた。そしてほかの地方の人たちは、こうした歩き方をみんなうらやましいと思っていた。
この優雅な歩き方を學ぶために、燕國の少年たちがはるばる邯鄲にやって來た。彼らは邯鄲の人たちの歩き方を細かく観察し、一體どのように歩いているのかを究明しようとしたが、いくらがんばっても身に付けることができない。それどころか、あきらめて帰ろうとした時に、自分たちの元々の歩き方さえ忘れてしまった。そのため少年たちはしかたがなく這って帰って行った。
「邯鄲學歩」という熟語はこの物語からきたもので、他人を盲目的に真似していると、自分の本來の個性を失ってしまう人をいう。
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「チャイナネット」 2009年9月16日
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