1986年４月、ウクライナのチェルノブイリ原子力発電所４號(hào)機(jī)が誤操作によって爆発、大量の放射性物質(zhì)が大気中に放出され、歐州全體が放射能の闇に包まれた。英「The Daily Mail」紙は12月１日付けで、チェルノブイリ原発事故から27年、世界中のエンジニアが新しい巨大シールドを建設(shè)中で、放射能汚染は減少されると伝えた。

報(bào)道によると、このシールドは放射性物質(zhì)によるさらなる汚染を防ぐためで、40カ國が共同出資で著工し、総工費(fèi)は15億ポンド（約149億元）、24カ國が作業(yè)員と専門家を派遣しているという。そのため、このプロジェクトは史上最大規(guī)模の建設(shè)プロジェクトの一つと言われている。使用されるボルトの數(shù)は68萬個(gè)で、完成すれば高さ110メートル、幅約257メートルとなり、これはサッカーコート一面分の面積に自由の女神像を丸々収められる高さに匹敵する。放射能の影響を避けるため、シールドはまず離れた場(chǎng)所で骨組みが造られ、その後大型トラックで原子爐まで運(yùn)まれ組み立てられる。

現(xiàn)段階で、シールドは全工程の半分近くまで建設(shè)されており、2015年末の完成予定となっている。専門家は、新しいシールドはチェルノブイリ原発がもたらす様々な社會(huì)問題の解決に繋がると述べている。