ウエディングドレスを著ての寫真撮影は女性なら誰しも憧れる瞬間だろう。しかし、男性がドレスを著て記念撮影???、そんな情景を想像できるだろうか。いや、想像する必要はない。今や日本でそれが現実のものとなっているのだ。英BBCの４月25日の報道によると、日本の企業Mary Marieeが「メンズ版お姫様體験」というサービスを開始、訪れた男性客は3753元で好きなドレスを選び、メイクアップから記念撮影までを體験できる。環球網が29日伝えた。

Mary Marieeは元々女性だけにドレスのレンタルサービスを行っていたが、“女裝”はできないかという問い合わせがあったことをきっかけに、男性専用の特殊なサービスを開始。同社の経営者は、「男性にもお姫様になってみたいという心理がある」と話す。店內には伝統的な和服からウエディングドレスまで約100著の女裝用ドレスが取り揃えられている。

撮影前に男性客は近くの美容室へと案內され、どんな“野獣”も“美女”へと大変身。反対に、「男裝」をしてみたい女性にも同様の特殊サービスが提供されており、特別な記念寫真を殘すことができる。同経営者は「お客様になりたい自分になって頂く機會を提供するためで、男性か女性かは重要ではないのです」と語る。

「中國網日本語版（チャイナネット）」 2014年4月30日