カンボジア移民局はこのほど、外國人の高齢者を?qū)澫螭趣工毳辚骏ぅⅴ幞螗去鹰吨贫趣蚪瘜?dǎo)入すると発表した。外國の定年退職者層を長期に滯在させることで、観光?ホテル?醫(yī)療などの関連産業(yè)の発展につなげたいという。
同ビザの申請條件は、一定の経済能力を有していることとすでに定年退職をしていること。この條件さえ満たせば有効期間1年の數(shù)次入國ビザを取得できる。具體的な制度は策定中だが、カンボジアの観光業(yè)界は同制度に大きな期待を寄せている。
東南アジア諸國は環(huán)境がよく、気候が穏やかで、物産も豊富である。サービス業(yè)が発展し、生活コストも安く、これまで歐米の高齢者からは「定年後の天國」と呼ばれてきた。
カンボジアの隣國であるタイは、同ビザが観光業(yè)にとって大きな意義をもつことを早くから認(rèn)識。10年以上前に同制度を取り入れた。申請條件は年齢が満50歳以上で、一定の経済能力を有し、さらにその他の條件も満たしていること。フィリピンも同制度を?qū)霚gみ。年齢制限が35歳と低く、最低預(yù)金も低い。申請費用も旅行ビザよりも割安である。
マレーシア政府は自國のリタイアメントビザを「わが第二の故郷」と名づけ、有効期間を10年に設(shè)定した。條件に合致すればその家族も同行できるため、定年退職者の海外生活がより便利になっている。
ビザの利便性を図るだけでなく、東南アジア各國は外國の定年退職者に住宅を購入することも勧めている。タイ政府は不動産企業(yè)と協(xié)力して、住宅を購入した外國人に対し、居住期間20年の「特別エントリービザ」を発給。同カード所有者の入出國がさらに便利になる。
リタイアメントビザ制度が導(dǎo)入されて以降、東南アジアの各國は総じてプラスの評価を得ている。タイの首都バンコクや主要な観光都市では、いつでも外國人高齢者の姿を目にする。フィリピン當(dāng)局の調(diào)べによると、2015年に同國に入國した外國の定年退職者の數(shù)は2009年の3倍になった。これら外國人高齢者の人數(shù)が増えるにつれ、各國の高齢者健康サービスなどの設(shè)備も絶えず整備されてきている。
しかし同ビザ制度には問題も存在する。まずは手続き面。タイではカード所有者が90日ごとに移民局に屆出をしなければならない。また正規(guī)の免許を持たない一部の仲介業(yè)者が申請者の利益をおかしていることもある。
もうひとつは、審査が厳格でないため、違法分子の海外での隠れ場所になっている可能性があること。タイの報道によると、このほどバンコクで捕まったある日本の経済犯罪者は、それまでリタイアメントビザ制度を使い、約10年海外に潛んでいたという。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2016年8月4日