盒馬鮮生杭州解百店が今年1月18日にオープンし、伝統の小売業に10年攜わってきた陳禮肸さんは店長になった。わずか2カ月で、陳禮肸さんは十數カ國の政治家、有名企業の経営幹部をもてなした。ある日、1日に5組を接待し、翌日に話ができないほど疲れていたという。店で商品を紹介する男性を見たとき、普通の販売員と思ってはいけない。彼は陳店長で、客をもてなしている。現在、盒馬鮮生杭州解百店は杭州の観光スポットになり、ほぼ毎日世界各地から見學者が訪れ、陳店長もガイドをしている。
盒馬鮮生の業態は獨特で、店長は商品の日常管理のほか、飲食店、共同経営するテナント、オンライン物流配送なども管理する。しかし、ほかの店長と違い、陳店長には世界各地からの見學者をもてなすという重要な任務もある。正午に2組を接待することは日常茶飯事である。
西湖から近く、面積1萬平方メートルの盒馬鮮生解百店はニューリテールを見學する人気のスポットになっている。「この2カ月で何人を接待したのかわからないほど。毎日見學者がおり、十數カ國の人を接待したと思う。ずっと動いている感覚になることもある」と話す陳店長は、英語も少し話す。
陳店長は、日本、米國、インドネシア、ドバイなど多くの國の政治家や大企業の経営幹部を接待したこともある。本業以外のことも多くしてきたが、陳店長は「アリババと盒馬鮮生に世界を見るチャンスを與えてもらい、第一線で伝道師をすることで、世界にも中國のニューリテールをしっかりと見てもらうことができる」と嬉しく感じている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月23日