3月26日、浙江農林大學西のビジネス街にある喫茶店で、10匹以上の「貓従業員」と遊ぶ経営者の陳書郁さんと潘泓靜さん
スイーツとドリンクを中心に販売するこの喫茶店は、浙江農林大學2年生の陳書郁さんと潘泓靜さんが休み時間に経営している。2人は浙江省寧波市の出身で、違う生活スタイルを體験したいと思い、2017年に親の支援を受けてこの店をオープンした。
午前は授業があるため、午後からの営業となる。スイーツとドリンクを提供するだけでなく、貓のおもちゃや生活用品、食べ物も販売し、客は気に入った貓がいれば連れて帰ることもできる。
貓の品種は豊富で、エキゾチックショートヘア、ブリティッシュ?ショート?ヘア、ラグドールなどがおり、どの貓にも名前がついている。2人は壁に貓の寫真と名前を貼っている。これらの貓は専門の訓練を受け、普段は店の中を自由に歩き客と觸れ合い、多くの人を癒している。
2人は起業にあたり賃貸料が高い、キャットフードが高い、冬休みと夏休みの客の減少、流動資金不足などの問題に直面したが、「起業に問題はつきもの、努力すれば克服できる」と信じてきた。2人は、「大學生の起業目的がお金儲けとは限らない。違う生活を體験し、経験を積むことが重要」と話している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月5日