國際スケート連盟(ISU)のトロン?エスペリ副會長らISU技術代表者が24?27日に北京を訪問し、北京冬季五輪スピードスケート會場建設計畫と開催組織の事前調査を行った。
エスペリ氏は國家スピードスケート館の施工現場を視察後、その外観?デザインが「魅力的だ」と述べた。會場の建設には昨年と比べ大きな進展があり、エスペリ氏は北京冬季五輪組織委員會と施工業者の作業効率と丁寧な仕事ぶりに満足した。
國家スピードスケート館は3360枚のガラスをつなげた、なめらかな楕円形狀をしている。ガラスの表面は釉薬によって軽やかなリボンのように見えるため、「氷のリボン」とも呼ばれている。國家スピードスケート館の地下構造は今年6月に、観客席の構造は9月に完成する予定だ。今年中にリングビームとケーブルの構造が完成し、來年6月にガラス製カーテンウォールが完成する。來年末までにすべての作業が完了する。
エスペリ氏は、會場が五輪開催2年前に竣工するため、各システムの試験と調整の十分な時間が確保されており、最良の條件を整えることができると指摘した。エスペリ氏は、2022年北京冬季五輪で「新たな五輪記録が記録されることを願う」と述べた。
ISU技術代表者は現場の視察を終えると、北京冬季五輪組織委員會の関連業務?分野の責任者、施工業者の代表者らと會議を開いた。會場の重要機能エリア、競技計畫、製氷システム、スコアボード、スクリーン、中継場所、照明?音響システム、競技後の利用などについて十分に議論し、より良いプランを模索した。
計畫によると、國家スピードスケート館は2022年北京冬季五輪後、「スポーツ、健康促進、文化?レジャー、展覧?展示、社會公益」という「五位一體」の多機能氷雪センターになる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2018年6月3日