中國初の新型コロナウイルスワクチンの販売が條件付きで認められ、國が全國民の無料接種を宣言したことを受け、接種を受ける人が徐々に増えている。國務院共同感染対策メカニズムは13日の記者會見で、昨年12月15日に重點対象者への接種が始まってから、ワクチン接種量がすでに1000萬本以上にのぼっていると発表した。
各國が中國のワクチンを予約 世界保健機関(WHO)のブルース?エイルワード事務局長補は11日、すでに40數カ國?地域で接種が始まっているが、いずれも高所得國もしくはやや高所得の國であると述べた。WHOは「新型コロナワクチン実施計畫」を通じ低?中所得國へのワクチン提供を急ぎ、これらの國では2月に接種が始まる見通しだ。
胡善聯氏によると、ファイザーとBioNTechが開発したワクチンの大半が先進國に予約されている。中國のワクチンは國內の需要を満たすほか、他國の支援のため輸出される。
各國が中國のワクチンを購入?接種したという情報が最近、注目されている。昨年12月より、アラブ首長國連邦、バーレーン、モロッコ、パキスタン、トルコ、アルゼンチン、エジプト、ブラジル、タイ、メキシコ、ペルーなどの世界十數カ國が中國とワクチン調達契約を結んだ。中央テレビニュースの報道によると、ヨルダンは13日より正式に全國の接種を開始し、第1陣で使用するワクチンには中國國薬集団のものが含まれる。またトルコは13日、中國産のワクチンの緊急使用を承認したと発表。これはトルコが初めて使用を承認した新型コロナワクチンだ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年1月15日