米カンザス州で3日、同州初の新型コロナウイルス変異種感染者が確認された。これにより全米34州で変異種の感染者が確認された。科學研究の展開に伴い、変異種への理解が徐々に深まっている。ある醫學専門家は、変異種がこれから極めて大きな問題となり、最も「暗い」日はまだ先になるかもしれないと警鐘を鳴らした。
米疾病予防管理センター(CDC)のワレンスキー所長は先ほど、「変異種の感染力が強いことは學界の共通認識となっている。同時に変異種、特に最初に英國で見つかった変異種の致死率が高いことを示す証拠も増えている」と述べた。さらに変異種の感染拡大による再感染及びワクチンの失効といった問題も生じうる。
ホワイトハウス新型コロナウイルス対策顧問、ミネソタ大學感染癥研究?政策センター所長のマイケル?オスターホルム氏も、感染癥の最も「暗い」日はまだ先になるかもしれないと述べた。「これらの変異種が大きな問題をもたらしているからだ。今年の秋?冬にさらなる大流行が発生する可能性が極めて高い。醫療機関が受ける圧力を軽減するため、今からあらゆる手を盡くして感染率を引き下げなければならない」
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年2月5日