中國版バレンタインと呼ばれる七夕節(舊暦の七夕、今年は8月14日)は、中國では一年で最もロマンチックムード漂う伝統的な祭日だ。普段仲の良いカップルでも、時にはロマンチックなイベントの刺激を必要とするものだ。中國青年報社社會調査センターが1540人を対象に実施した「七夕調査」では、七夕の過ごし方について、回答者の77.4%が七夕に「パートナーや好きな人に思いを伝える」と答え、うち56.0%が「パートナーに気持ちを伝える」、21.4%が「好きな人に告白する」と答えた。中國青年網が報じた。
回答者のうち、既婚者が36.2%、戀愛中の男女が40.9%、好きな人にアプローチ中の男女が4.5%、戀人がいない男女が18.4%だった。
七夕の過ごし方は?
「今年の七夕の過ごし方は?」という質問に対して回答が多かったのは、「映畫鑑賞」(49.2%)、「ディナー」(45.1%)、「ショッピング」(43.1%)だった。
また、回答者の27.1%が「家で料理を作る」、22.7%が「デート?告白」、15.5%が「友人と集まる」と答え、「何もしない」との回答は10.7%にとどまった。
95後(1995-99年生まれ)の大學3年生?康康さんは、「今年の七夕は実習室で過ごす」とし、「私も彼氏も大學院試験を受ける予定なので、七夕の日は外で食事をした後実習室に戻ると思う」と話す。
インタラクティブ分析では、既婚者では「ディナーを食べに行く」(52.8%)という回答が多かった。戀愛中の男女では「映畫鑑賞」(62.9%)が多く、好きな人にアプローチ中の男女では「映畫鑑賞」と「デート?告白」の割合がいずれも54.3%だった。戀人がいない男女では、42.1%が「何もしない」と答えた。
七夕のプレゼントは?
調査では、回答者の77.4%が七夕に「パートナーや好きな人に思いを伝える」と答え、うち56.0%が「パートナーに気持ちを伝える」、21.4%が「好きな人に告白する」と答えた。
七夕の日に贈るプレゼントで最も多かったのは、「花」(43.5%)、「スキンケア商品/化粧品」(37.7%)、「お菓子」(31.4%)だった。
その他、「服」(26.0%)、「アクセサリー」(24.8%)、「電子機器」(24.6%)、「お小遣い」(19.5%)、「手作りグッズ」(16.5%)などもあり、「プレゼントは贈らない」という回答も12.4%あった。
康康さんは彼氏にアクセサリーをプレゼントする予定といい、「彼が前にとても欲しがっていたので、機會があればプレゼントしようと思っていた。內緒にして、七夕の日のサプライズにしたい」と話す。
「戀人はいない」という95後の學生?劉さんは、「七夕の日は、のろけカップルを見ながら、戀人のいない友達と集まって慰め合う」と笑いながら話す。
調査では、回答者の38.2%が「七夕節はプレゼントを準備しなければならないので、経済的に負擔になる」、22.2%が「獨身で、結婚を催促されることになるので、気持ち的に負擔になる」、20.8%が「微信(WeChat)のモーメンツはのろけ投稿でいっぱいになるので、心理的に負擔になる」と答えたのに対して、46.6%は「何の負擔もない」と答えた。
回答者のうち、00後(2000年以降生まれ)が20.0%、90後(1990年代生まれ)が53.5%、80後(1980年代生まれ)が23.2%、70後(1970年代生まれ)が2.6%を占めた。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年8月14日