揚水発電所とはどのようなものか。どのように運営するのか。記者は安徽響水澗揚水発電所を取材した。同発電所は安徽省蕪湖市弋江區峨橋鎮に位置し、総設備容量は100萬キロワットで、20萬キロワットの汲み上げ式タービンポンプ4臺を設置し、上ダム、下ダム、送水システム、地下工場、地上スイッチルームなどからなる。
電力の貯蔵が難しく、揚水発電所は電力システムの「充電器」の役割を擔う。電力システムの電力に余裕がある時、揚水発電所は電力で高所まで水をくみ上げて貯蔵する。電力不足の時は放水して発電し、生活用水を確保する。揚水発電所はピークシフト、ピークカット、周波數調整、エネルギー貯蔵、事故への備えなどの多機能を兼ね備え、電力システムの安全かつ安定した稼働を保証し、新エネルギー電力の吸収消化を増やし、エネルギー構造の調整を促す。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年11月18日