英國、ドイツ、イタリア、ロシア、豪州は27、28日に、新型コロナウイルスの変異ウイルス「オミクロン株」の感染者を報告した。オミクロン株の感染拡大を防ぐため、各國が緊急で渡航を禁止し、観光客の入境を規(guī)制し、感染対策を強化している。
28日4時より、英國の渡航「レッドリスト」にアフリカの10カ國が含まれた。これらの國から英國に入境する人員は指定ホテルで隔離を受ける。
ドイツの疾病予防管理機関のロベルト?コッホ研究所はこのほど、ドイツ政府はボツワナ、スワジランド、レソト、マラウィ、モザンビーク、ナミビア、ジンバブエ、南アフリカを最新のウイルス変異エリアとし、かつ各地の保健部門に対して上述した國からの渡航者の隔離と検査を行う権限を與えると発表した。
イタリア保健省は26日に渡航禁止令を出した。過去14日內(nèi)に南アフリカ、レソト、モザンビーク、ジンバブエなどのアフリカ8カ國を訪れた観光客の入境を禁止した。
豪州政府はすでにアフリカ9カ國からの航空便を運休にしている。
イスラエルのコロナ內(nèi)閣は27日夜、29日0時より唯一の國際空港であるベングリオン空港を2週間閉鎖すると発表した。この期間中は外國人のイスラエルへの渡航を禁止し、國外から帰國するイスラエル人は隔離を受ける。イスラエル総保安庁は攜帯電話でオミクロン株感染者を追跡する。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2021年11月29日