新華社記者 杜宇撮影

   安徽省黃山市歙県深渡鎮定潭村に、「張一帖內科療法」という評判の良い中醫診療所がある。明代の醫家とその後継者によって始まったここは、薬1つで內科の病気を治療し、「張一帖」と呼ばれるようになり、400年以上続いている。2011年、「張一帖內科療法」は第3陣國家無形文化遺産に登録された。

   今年60歳の李梃さんは「張一帖內科療法」の5代目継承者。1980年、両親の異動で家族が蕪湖に引っ越すことになり、一家は三男の李梃さんを「「張一帖」の後継者として殘し、村民の診療を続けることを決めた。今では、「張一帖內科療法」に絶えず村民が訪れる。今後、李梃さんは診療所を醫療を學んでいる自分の子供に継承したいと考えており、「醫者にはまず品性が必要で、それがあってようやく患者を治療することができる」と話した。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2023年11月15日