中國人民銀行(中央銀行)は、中國でモバイル決済を利用する外國人の積極性が大幅に上がったとした。公式データによると、今年上半期には前年同期比4倍増の500萬人以上の入境者がモバイル決済を利用した。シンガポール華字紙「聯(lián)合早報」が伝えた。
中國人民銀行は7月26日、「決済業(yè)界の質(zhì)の高い発展を促進(jìn)」をテーマとする會見を開いた。支払決済司の厳芳司長は、「今年上半期の入境者のモバイル決済取引件數(shù)は9000萬件以上で、取引額は140億元以上と、前年同期比で7倍増となった」と説明し、次のように述べた。
外國籍訪中人員は直接、域外攜帯電話番號により支付寶及び微信に登録し、域外カードと紐づけて決済できる。シンガポール、マレーシア、タイなどの9エリアからの入境者は域外電子ウォレットを直接使いスキャンすることで決済できる。
中國中央銀行はさらに、域外カードの受け入れを加速している。主要カード機関の統(tǒng)計によると、今年6月の域外カード決済件數(shù)は161萬件で、金額は29億元と、取引量が2月よりほぼ倍増した。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?2024年8月2日