チンチン電車は昔ながらの北京の路面電車の呼び名で、1924年に開通して100年の歴史を有する。2024年8月、北汽出租集団観光集配センターは世界遺産登録成功という歴史的チャンスをつかみ、8本の大美中軸などの観光バス路線を開通させた。うち、大美中軸線は新型のレトロなチンチン電車を採用し、木目調の車內に赤提燈や宮廷の塀などの裝飾を施した。乗客はタイムスリップした感覚を味わい、中軸線沿線の15カ所の文化遺産を観賞し、古都の奧深い歴史に沒入し體験することができ、北京公共交通機関の「交通?観光融合」プロジェクトの手本となっている。大美中軸線のチンチン電車開通以降、1日あたり約4000人が乗車している。

　新華社記者李欣撮影

　「中國網日本語版（チャイナネット）」2024年10月17日