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各地の新年最初の料理

各地の新年最初の料理。 正月を迎えるのは、中華民族の盛大な伝統的祭日。新年最初の料理は簡単なものではなく、そこには民族の麗しい気持ち、そして幸せへの願いが凝縮されているのである。文化の豊かさが感じられ、地方によって習俗が異なるので、料理にも違いがある…

タグ: 正月,料理,文化

発信時間: 2012-01-04 11:18:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

正月を迎えるのは、中華民族の盛大な伝統的祭日。新年最初の料理は簡単なものではなく、そこには民族の麗しい気持ち、そして幸せへの願いが凝縮されているのである。文化の豊かさが感じられ、地方によって習俗が異なるので、料理にも違いがある。

◆北京 最初に口にするのは餃子。12時になったらゆで上げる。これがいわゆる「元寶(財産の源)をすくう」。今年は金運に恵まれますように、との思いが込められている。

◆新疆 ウイグル族最初の料理は。お米と羊の肉、干しブドウで作った香り豊かな「プールオ」、そして小麥粉と羊肉の包子、骨付き羊の手羽さきなど。

◆內蒙古 家族全員がパオにあるかまどを囲み、まず年配者に年末の挨拶のお酒を捧げる。そして、あぶった羊腳の肉や水餃子を。

◆安徽 一部地方では最初に生の大根を食べる。つまり「春を咬む」、「菌を除いて病を防ぎ、新年の吉祥を祝う」との意味があるのである。

◆江蘇?浙江地區 きんさいやにら、たけのこなどを盛った「春のお皿」を最初に食べる。「長く働けるように」との意味が込められている。

◆雲南 ペー族の新年最初の料理は「米花糖水」、おこしの入った甘い飲み物である。新しい年の毎日がお砂糖のように甘く、を祈って飲むそうである。

◆臺灣 「長年菜」、一種の莖と葉が長くて苦味のあるからしな、これを最初に食べる。細くて長いはるさめを混ぜて食べるところもある。その意味は「いつまでも絶えることなく、老いることなく長く生きる」。

◆海南 早朝、老若を問わず起きると「齋飯」を食べる。イスラム教に似た豚肉やラードなどを使わない一種の精進料理。吉祥を意味し、「心澄みわたり、けがれがない」気持ちを表している。

「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年1月11日

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