中國青少年研究中心は10日、「『第10次5カ年計畫(2001-2005年)』期間の中國の青少年の発展狀況と『第11次5カ年計畫(2006-2010年)』期間の青少年の発展動向に関する研究報告」を発表し、教育、就業(yè)、健康、青少年と情報化などの分野から、過去5年間の中國の青少年の素養(yǎng)改善と社會発展への參加の進行狀況について評価した。
報告によると、コンピューターとインターネットが青少年の余暇の過ごし方の第一位であるという。2000年初頭、18~35歳のネット人口は763萬6千人だった。2005年には7326萬人になっていることから、5年で10倍近くに増えたことになる。ネット中毒の問題は軽視できず、青少年のネット利用者のうち、ネット中毒者は13.2%で、うち13~17歳の中毒者の比率が17.1%と目立っている。関係者は「ネット中毒に対して措置を取ったが、青少年のインターネット利用の権利を保護しながらも、よくない情報から守り、ネットにのめり込むのを防ぐ必要がある。こういう矛盾を抱えた狀況については、まだ効果的な解決方法がない」と話す。
グループ間の數(shù)字上の違いも明らかだ。インターネットの普及率が最も高い東部の北京、上海、天津のネット利用者は1000人中それぞれ290人、270人、220人となっている。普及率が最も低い中西部の貴州、西蔵(チベット)、河南の3省では、1000年中それぞれ28人、33人、41人。このような情報通信技術(shù)の普及の差異は、青少年の今後の平等な発展にも確実に影響してくるだろう。
「人民網(wǎng)日本語版」2007年1月11日