青海省の中で地理環(huán)境や自然的條件が最も厳しいとされる玉樹蔵（チベット）族自治州および果洛蔵族自治州の行政村186カ所で29日、衛(wèi)星電話が全面的に開通された。これにより、これら186村では初めて電話が通じることになる。
両自治州は平均海抜が4千メートルを超え、行政村186カ所には道路も電気も通っていないため、地上での設(shè)備設(shè)置といった手段では通信の問題を解決することが難しかった。衛(wèi)星通信には地理的條件の制約を受けず、設(shè)備が小型で小回りが利き、設(shè)置にかかる時間は短く、災(zāi)害にも強いという長所があり、農(nóng)村地區(qū)、特に遠(yuǎn)隔地や地理的條件の厳しい農(nóng)牧地區(qū)の電話問題を経済的かつ迅速に解決するにはもってこいの方法といえる。
今回の衛(wèi)星電話設(shè)置工事は、中國衛(wèi)星通信集団公司が青海省人民政府と連攜して進(jìn)める。
青海省共産黨委員會の強衛(wèi)書記によると、衛(wèi)星電話が開通すれば、玉樹、果洛両自治州の行政村の農(nóng)牧民は先祖代々苦しんできた「通信難」からついに開放され、情報化を進(jìn)めることによって農(nóng)牧地區(qū)の発展を促進(jìn)することが可能になる。
「人民網(wǎng)日本語版」2007年8月30日
