春節(jié)(舊正月)輸送期間がまだ正式に始まらないうちから、広州や北京などでは列車チケットの購買の波が高まりつつある。鉄道部門は切符の購入をスムーズにするため、電子予約サービスの提供や臨時窓口の増設(shè)などの措置を取っている。
広州の鉄道駅は人でいっぱいだった。この2日間の旅客數(shù)は延べ11萬人を突破した。大雪や凍結(jié)による交通まひで昨年の春節(jié)に帰郷できなかった外地の労働者が約1300萬人いたことや、多くの企業(yè)が今年は休暇開始の時期を早めたことなどが、今年の春節(jié)輸送の小ピークが前倒しとなった原因と考えられる。
切符購入者の急増は鉄道部門に大きな負擔をもたらしている。広州駅では4日朝、予約済み切符16萬枚の発行が集中したため、切符販売システムが3時間近くにわたってまひするトラブルが起こり、多くの人々が切符の受け取りを待つ事態(tài)となった。広州駅では現(xiàn)在までに、71萬枚の切符が予約されている。そのうち3分の2は予約システムを通じた予約で、駅の混雑を効果的に緩和している。
北京西駅の北広場の西側(cè)に設(shè)けられた臨時切符売り場は5日午前から使用が始まった。切符売り場に設(shè)けられた120カ所の窓口のうち、初日は70カ所が開かれた。北京西駅は今後、春節(jié)期間の切符購入者の増加に応じて、臨時販売窓口をさらに開放していく予定だ。ピーク時には數(shù)萬人の切符購入にも対応できるという。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年1月6日 |