| 「年末までに就職が決まらなければ、年明けの狀況はもっと難しくなる」。大學(xué)のBBSへのこんな書き込みを見ると、天津南開大學(xué)中國語學(xué)科に通う大學(xué)4年の劉さんは不安でたまらなくなる。「中國青年報」が伝えた。
劉さんが屬するのは優(yōu)秀者の集まる特別クラスだ。このクラスでは例年のこの時期、大學(xué)院への推薦入學(xué)や新たな就職先をほとんどの學(xué)生が決めており、進(jìn)路の決まっていないのは3、4人に過ぎなかった。だが今年のクラスメート50人のうち、大學(xué)院への推薦や入試の道を選んだ約8割のほか、就職先との契約を?qū)g現(xiàn)したのは1人だけ。大學(xué)院推薦の機(jī)會を放棄した劉さんは自分の選択をとても後悔しているという。
就職難に直面しているのは、「卒業(yè)は楽だが就職は難しい」と言われてきた中國語學(xué)科の學(xué)生だけではない。人気専攻の卒業(yè)生も同様の困難を経験している。
中國人力資源社會保障部就職促進(jìn)司の于法鳴?司長によると、中國労働市場の供給過多問題は09年にさらに悪化し、就職の手配が必要な労働者の數(shù)は2400萬人に達(dá)する見込みだ。そのうち、09年の一般大學(xué)卒業(yè)者の規(guī)模は611萬人に達(dá)する。過去の卒業(yè)生の未就職者を合わせれば、700萬人以上の大卒者の就職問題を解決する必要がある。
「統(tǒng)計データによると、企業(yè)の求人數(shù)は08年3月から低迷を続けている」。中華英才網(wǎng)人材研究センターの歐陽暉?総監(jiān)によると、金融とかかわりのある不動産や保険、貿(mào)易、物流、コンピューター、ネットワーク設(shè)備などの分野での求人數(shù)低下が最もはっきりしている。
求職をテーマとしたBBSでは、たくさんの面接を経験した面接のベテランが「面覇」（カップめんの商品名）と呼ばれるなど、求職にかかわるネット流行語が生まれている。このほかに代表的なのは、「辛ラーメン」（履歴書を送っても便りのない學(xué)生が企業(yè)を一社ずつまわって辛い思いをしながら面接の機(jī)會を得ること）、「覇王面」（面接通知が來ないのに無理やり會社に押しかけて面接の機(jī)會を得ようとする學(xué)生）、「電気のこぎり」（會社の人事部が求職者に電話で斷りを入れること。電気のこぎりを指す「電鋸」が「電拒」と同音であることから）など。自嘲気味のこれらの言葉にも、「どうしようもない」という學(xué)生らの気持ちが表れているようだ。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年1月6日 |
