「學生は卒業後、上海にとどまる割合が非常に高いが、私共としては卒業後に西部に行き、國家の重要業界?主要企業に就職してもらいたい。金融危機をチャンスととらえ、學生の就職パターンを変えてゆきたい」。上海交通大學の張傑?學長はこのほど記者の取材に対しこのように述べた。
統計資料によると、2004-2008年、同大學の卒業生の大半は上海地區で就職している。張學長は、「このような現実を私共は憂慮しています。交通大學の學生は上海にとどまることで、自身の同窓生たちと競爭している。外の世界は広いのです。交通大學の學生には質実剛健な素質があり、他の大學の卒業生と同じ土俵で闘うことには全く遜色(そんしょく)はなく、將來性は大きいのです」と語る。
「學生達が手にする情報は限られている。學校側がリードする必要があります」。張學長によると、ソーラー産業は前途が明るい産業だが、學生達の認識不足から、この業界に就職する卒業生は毎年わずか數人にすぎなかった。だが、就職部門と関連大學?學部が共同でソーラー企業への大規模な勧誘を行った結果、今年同業界に就職を希望する卒業生は100人以上に達した。「數年後、これらの學生がソーラー業界の中堅幹部となることでしょう。我々は未來を読み、將來の重要な業界に寄與してゆかなければなりません」。
「人民網日本語版」2009年01月12日 |