| ロシア大使館は22日、ロシア外務(wù)省の報道官が中國の貨物船「新星號」が沈沒した事件について記者の質(zhì)問に答えた內(nèi)容を公開した。ロシアの検察部門はロシアの刑事條例に基づいて「新星號」の船長Nazwir Adi（インドネシア國籍）氏に対する取り調(diào)べを行っていることと、救出された乗組員の狀況について報告した。
ロシア外務(wù)省が「新星號」沈沒事件で聲明を発表するのはこれで2回目。今回の聲明には沈沒の原因と具體的かつ細かい狀況が補足された。行方不明となっている中國人乗組員7人が乗っていた救命ボートは強風や低溫の條件下での使用に向いておらず、救命ボートにすぐに冷たい水が入り込み、一部の乗組員が海の中に投げ出されたという狀況を説明。
今回の聲明では、ロシア連邦の関連部門は引き続きこの事件に対して取り調(diào)べ行っているとし、ロシアの法律に基づき、検察部門が「新星號」の船長を起訴したことを明らかにした。救出された乗組員は今のところナホトカ市內(nèi)のホテルに滯在しており、健康狀態(tài)は良好だという。中國のロシア大使館は船主側(cè)に直ちにビザを発給した。
「ロシア側(cè)の新たな報告には、正しくない部分がたくさんある」と船主である吉瑞祥公司の擔當者は指摘。「ロシア側(cè)の発言は曖昧で、國際海域で発砲したかどうかには觸れていない。船長の指揮が不當であっても、ロシア側(cè)がわたしたちの船に発砲する権利はない」と話す。ロシア側(cè)は現(xiàn)在、いわゆる経済區(qū)域內(nèi)で発砲したと強調(diào)しているが、船主側(cè)は國際海域だと主張している。
船主側(cè)の法律顧問は、法的手段を通じてロシア側(cè)に賠償を請求するとしている。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年2月23日 |
