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4月25日、家で絵を描く陳鳳さん。 |
今年12歳の陳鳳さんは四川省ブン川県三江郷中心小學(xué)の生徒だ。陳さんは6歳の時(shí)に事故で顔にやけどを負(fù)い、大きな傷跡が殘った。10歳の時(shí)には父親が病気で亡くなり、母親は再婚して他の土地へ行ってしまった。ブン川地震で陳さんの祖父も亡くなり、祖母と弟、陳さんの3人が寄り添って生活してきた。現(xiàn)地政府の擔(dān)當(dāng)者によると、陳さんの家は孤児、高齢者、障害者が一體となった家庭で、民生部門(mén)の重點(diǎn)支援の対象だという。
地震発生後1月経たないうちに、擔(dān)任の先生に連れられて陳さんは北京軍區(qū)総醫(yī)院で治療を受けた。手術(shù)前に陳さんは溫家寶総理に手紙を書(shū)き、7月12日に直接派遣された擔(dān)當(dāng)者が溫総理手書(shū)きの返事を病室まで屆け、陳さんを勵(lì)ました。手紙を読んで陳さんは涙を流し、それから7月12日のその時(shí)を思い出すたびに陳さんは「私は幸福だ」と話(huà)す。
地震により、陳さんはそれまでの人生ではありえないような転換を迎えた。こうした出來(lái)事が闇を払う陽(yáng)光のように、陳さんのこれからの人生の道路を照らしている。
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2009年5月4日