北京市は時差出勤?退勤の適用範囲を今後も拡大、市內各級黨?政府機関の出勤?退勤時間関連規定を調整する方針という。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
市政府弁公庁は1日、「北京市街區域交通混雑緩和第6段階(2009年)実施方案」を発表した。これによると、2012年までに、朝夕の通勤ピーク時における道路網の運行速度を2008年末より3%引き上げ、市街地域での公共交通機関の利用率を45%まで高める。また、ナンバープレートの末尾番號にもとづく週1回のラッシュアワー時通行規制も引き続き実施される。
北京市は、昨年の北京オリンピック?パラリンピック開催期間中、時差出勤?退勤を実施したが、當時は黨?政府機関は適用外だった。今回発表された新方案によると、同市は年末までに、時差出勤?退勤の適用範囲を拡大する方向で、各級黨?政府機関での通勤時間の調整実施について検討を進める。また、條件を満たす企業や社會団體に対してフレックスタイム制の導入を呼びかけ、オンラインによる執務を奨勵する。これらの各措置は、市交通委員會が中心となり、市商務委員會、市交通管理局各區?県政府の協力のもとで進められる。
現在、北京市の黨?政府機関における出勤時間は午前8時、退勤時間は午後5時が原則となっている。
「人民網日本語版」2009年6月2日 |