香港大學は14日、今年度、同大四年制課程に計8016人の大陸部學生が応募し、273人が合格、その中には「省市の狀元(大學入試の成績がトップだった人)」13人が含まれると発表した。
香港大學は同日メディアに対し、今年度、同大を受験した大陸部學生數は減少したものの、學生の水準は依然として相當高く、「高考(全國統一大學入試)」の成績に基づき、20人以上の「省市の狀元」応募があり、省市で2番だった學生が非常に多かったと発表した。同大は面接および學生の総合的な実力を考慮した結果、「省市の狀元」13人を合格とした。今年度香港大學に合格した學生の「高考」の得點は、清華大學、北京大學と同等水準という。
大陸部の學生受け入れを擔當する香港大學中國事務処報道官は、同大には宿舎に限りがあるため、學生選考過程において、成績?能力共に非常に優れていても合格しなかった學生が少なくなかったとし、深い遺憾の意を表した。今年度の選考成果の総括として同報道官は、大陸部學生とその家族に対し、香港大學は総合得點の極めて高い學生のみを合格としており、香港大學の選考方針は一貫して単純に學力の得點だけを計算している訳ではなく、面接での評価、総合的実力、英語での教學環境に適応できるかなどの要素が加味されているため、決して誤解しないでいただきたいと述べている。
「人民網日本語版」2009年7月15日 |