米國のオバマ大統領は自身の父親について、問題がある人であったし、それは隠すこともないと述べている。初めての著書「Dreams from My Father(マイ?ドリーム)」を読めば、彼がアルコール依存癥で、家族に迷惑を掛けていたことはわかるとしている。
大統領の義弟、マーク氏は、「父は私を毆り、母も毆られた。これは良い父親のすることではない」と語っている。
女性に対する暴力廃絶のための國際デーであった25日、深セン大鵬星社工サービス社がDV反対支援プロジェクトの開幕式典を行い、オバマ大統領の義弟、マーク?オバマ?デサンジョ氏が特別ゲストとして出席した。
マーク氏が姿を見せるとたちまち注目の的となったが、取材は一切受けなかった。
マーク氏によると、現在1冊の本を執筆中で、その最も重要な內容は家庭內暴力であり、家庭內暴力防止の手助けになれば嬉しいという。
以前ピアノ教師としての経歴があることについて、彼はあまり流暢ではない中國語で、「潛移默化(感化を受けて知らず知らずのうちに思想や性格が変わること)」ということわざを挙げ、「ピアノを教えていた頃、多くの子どもたちはレッスンを嫌がった。そこで私はキャンディーを與え、子どもたちはレッスンに來るようになった。子どもたちに良い物を教えれば、それを理解するようになる。これこそ『潛移默化』だ」と語った。
「人民網日本語版」2009年11月26日