2010年臺北國際花博覧會の未來館に初めて登場した「不老不死の花」を見たことがあるだろうか。染色技術を排除して先進的な科學技術を利用し作られた不老不死の花は、色艶や觸感が本物の花そっくりで、色あせることも花びらが散ることもなく、10年置いておいても色が変わらず、花の美しさを永久的に保存することができる。
この他に、未來館には家をコンセプトとし、未來の家庭の雰囲気を表現した「未來庭園エリア」がある。現代人の忙しい仕事や狹い生活空間、家庭で植物を育てることができない環境などを解決するため、植物の成長に必要な光線を提供するLEDライトと自動灌漑システムを通じて、家庭庭園を構築。緑の植物が室內の空気を浄化し、またせわしない生活に追われる現代人が毎日新鮮な野菜を摘んで食べることができるようにしている。
科學技術を通じて生活と自然を結びつけ、土壌や陽光を必要とせずに植物の育成と収穫が可能な「植物工場」は、未來の人類の生活や居住のモデルを示し、植物との共生の究極のコンセプトを體現している。(編集YH)
「人民網日本語版」2010年12月17日