中國籍女性1人が韓國ツアーに赴いた際、現地ガイド?美容整形醫師の薦めがなかったにもかかわらず、大金を出して顔の整形手術を受けた結果、整形後の顔と身分証明書の寫真があまりに違っていたため、帰國時に入國審査で足止めされ、手間取うはめになった。
17日午前9時頃、韓國からの旅客機が上海浦東國際空港に著陸した。入國審査ロビーで民間警察は、帽子をかぶり、サングラスを掛け、鼻とあごにガーゼを付けた女性に気付いた。警察の求めで帽子、サングラスなどを外して検査を受けたところ、女性は非常に恥ずかしがった。尋問の結果、女性は4日前に韓國旅行に向かい、現地で美容整形が盛んであることを聞き、整形外科に見學に行った。
ツアーではガイドからも醫師からも美容整形の薦めはなかったにもかかわらず、女性は短期間の現地滯在中に顔の多くの部分の手術を受け、ツアーに再び合流?帰國した。整形後の顔は腫れ上がり、パスポートの寫真とあまりに異なっていたため、民間警察の身分照合に困難をきたした。多くの事実の確認の結果、本人であることが判明し、入國管理民間警察はすみやかに入國手続きを行った。
今回の件で入國管理當局は、多くの「美を追究する」國民に対し、海外で美容整形を受ける場合は必ず身分証明書および現地醫療機関が発行した手術証明を攜帯し、帰國審査に不便がないよう呼びかけた。
「人民網日本語版」より2011年5月20日