中國の「両岸四地」（大陸部?臺灣?香港?澳門＜マカオ＞）の學(xué)者と海外の中國人學(xué)者が釣魚島（日本名?尖閣諸島）の領(lǐng)有権維持について話し合う學(xué)術(shù)シンポジウムが26日、上海で開催された。人民日報海外版が伝えた。

同シンポジウムは、上海國際問題研究院、方夏文化交流協(xié)會、全國臺灣研究會の共同主催による。両岸四地と海外から50人以上の専門家?學(xué)者が集まり、20社を超える國內(nèi)?海外メディアが取材に訪れ、シンポジウムの様子を報道した。

シンポジウムに出席した學(xué)者らは、中國が釣魚島領(lǐng)有権を主張する歴史的?法律的根拠、日本政府による「釣魚島國有化」宣言がアジア情勢に及ぼす影響、釣魚島の領(lǐng)有権および?xùn)|中國海（日本名?東シナ海）の権益維持に向けた両岸四地の協(xié)力のあり方、釣魚島問題の今後の行方が中日関係に及ぼす影響、などのテーマをめぐり、掘り下げた討論を繰り広げた。

學(xué)者らは「日本が歴史的事実や國際法をかんがみることなく、中國固有の領(lǐng)土の主権を侵犯する行為は、どんなものであれ例外なく不法であり、無効だ」との見方を示し、日本側(cè)に対し「中國の領(lǐng)有権を侵害する言行を即刻中止すると同時に、適切な措置を講じ、自らの過ちを正すことで、中日関係のさらなる悪化を避けるべきだ」と呼びかけた。

また「両岸四地と海外の中國人學(xué)者は、釣魚島付近海域の海洋資源や環(huán)境保護(hù)に対する科學(xué)的考察をさらに深め、知恵を結(jié)集させ、中華民族が先祖代々受け継いできた財産を団結(jié)して守るべきだ」との共同認(rèn)識に達(dá)した。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年9月27日