衛生部は新型肺炎の制圧で収めた成果を打ち固めることをふまえて、伝染病の予防と治療の対策を著実に実行するため全力を盡くすよう要求した。
衛生部の各省、自治區と直轄市の衛生庁への通達によると、最近、広東省の一部、広西自治區桂平市でB型日本脳炎、雲南省隴川県、四川省富順県でA型肝炎、貴州省遵義市でチフス、河南省俊県、焦作で肺結核が、チベット自治區扎扎嚢県で細菌性赤痢、湖北省五峰トゥチャ族自治県でウイルス性脳膜炎が発生している。
蟲媒伝染病、腸伝染病が多発する夏に際し、衛生部は現地の伝染病流行の法則に基づき予防と治療策をとり、食品と環境の衛生の監督と管理を強化し、B型日本脳炎などの蟲媒伝染病、コレラ、細菌性赤痢などの腸伝染病の予防に力を入れ、多発地域で予防と救済の特別措置を制定するよう要求している。また、衛生部の要求では、各地の衛生部門は伝染病の予防と治療を極めて重要視し、伝染病の発生狀況に関する情報が正しさを保証し、重大な伝染病の発生狀況について上級の衛生部門に報告し、隠したり報告を遅らせたりしてはならないとされている。
新華社より2003年6月23日?