人が70年生きるということは容易なことではない。ほとんどの老人にとっては、70歳にもなれば、ゆっくり養生して余生を安らかに過ごすというのが普通だろう。だが韓國で見られるのは違う景色だ。韓國メディアの報道によると、韓國の75歳以上の高齢者の雇用率は2015年、経済協力開発機構(OECD)加盟國トップの17.9%だった。韓國では今、高齢者の再就職ブームが起こりつつある。これらの老人はなぜ、高齢を顧みず、雇用市場に戻ろうとしているのか。記者はこのほど、古希の年(70歳)を迎えた複數の韓國の老人を取材し、一人ひとりの物語をカメラで記録した。