1989年の第13期中央第4回全體會議以降、江沢民氏を核心とする第三世代指導グループは黨の建設を促進する過程において、新しい情勢と結びつけ、社會主義市場経済という條件下での執政黨建設が直面する理論と実踐の問題について一連の深い論述を行なった。「三つの代表」思想はこれら論述をまとめてあらわしたものである。わが黨は「三つの代表」思想に基づき、2002年の第16回全國代表大會以降、科學的執政、民主的執政、法に基づく執政という理念を提出した。2004年の第16期中央第4回全體會議で提出されたわが黨の執政能力向上の全般的目標は次のとおりである。「全黨の一致団結することを通じて、公のための立黨、民衆のための執政を行なう黨とする。科學的で、民主的で、法に基づく執政を行なう黨となる。真を求めて実務的であり、開拓革新を行い、勤勉に政務に取り組み、効率良く、かつ清廉な執政黨となる。つまるところ、終始「三つの代表」に従い、先進性を保ち、さまざまな試練に耐えうるマルクス主義の執政黨として、全國各民族を率いて國を富かに、民族を振興させ、社會を調和させ、人民の幸せを実現させる」ことである。55年の執政経験の基礎の上で、中國共産黨は初めて科學的執政、民主的執政、法に基づく執政を、黨の執政能力向上の目標の一つとして提出したのである。
「チャイナネット」2007/09/10