中國の中央経済活動會議は9日から11日まで北京で開催された。
習近平主席は會議で重要講話を発表し、現在の國內外の経済情勢を分析し、今年の経済政策を総括し、來年の経済政策の総體要求と主要任務を打ち出した。
來年の中國の経済活動における主要任務は以下の通り。
一、経済の安定成長の維持に努める。その鍵となるのは、成長の安定と構造の調整とのバランスを保ち、「マクロ政策による安定化、ミクロ政策による活性化、社會政策による下支え」という総體構想を堅持し、マクロ政策の連続性と安定性を保ち、積極な財政政策と安定した金融政策を引き続き実施することである。積極的な財政政策には強度、金融政策には緩和と引き締めの加減が必要となる。投資?消費?輸出の三本柱による均衡の取れた成長を促進しなければならない。経済政策の重點を方式の転換や構造の調整に置き、新型の工業化?情報化?都市化?農業近代化の同時発展を推進し、戦略的新興産業とサービス業による支えを著実に増強し、従來型産業の中高級ランクへの発展を推進する。
二、新たな成長分野を積極的に見出し、その発展をはかる。中國には多くの新たな成長分野が存在し、その潛在力は大きい。新たな成長分野を見出し育てるためには第一に、市場の活性化が必要となる。資源配置において市場に決定的な役割を果たさせ、市場を通じて新たな成長分野を見出し、これを育てなければならない。第二に、革新の充実化が必要となる。全面的な革新を推進し、産業化された革新によって新たな成長分野を育成?形成する。革新は新たな成長分野の創造として実現し、革新の成果は現実的な産業活動へと転換されなければならない。第三に、政策の緩和が必要となる。人々の起業や市場プレイヤーの革新に有利な政策環境と制度環境を形成しなければならない。