中國の改革開放30年の偉大な歴史過程において、人民解放軍は現(xiàn)代化建設を中心とすることを堅持し、たえず改革革新を行い、革命化?現(xiàn)代化?正規(guī)化の建設を全面的に強化し、國の主権、安全、領土保全を守り、世界平和を擁護するうえで重要な貢獻をした。ここ數(shù)年來、人民解放軍は中國の特色ある軍事変革を加速し、軍事?政治?後方勤務?裝備などの諸分野において作業(yè)をバランスよく推進し、りっぱで迅速な発展の実現(xiàn)に努めている。
改革?発展の30年 20世紀70年代末から80年代にかけて、人民解放軍は中國の特色ある軍隊精鋭化の道を歩んできた。平和と発展が時代のテーマであるという科學的判斷に基づき、軍隊建設の指導思想の戦略的転換を?qū)g現(xiàn)した。すなわち、「早いうちに戦い、大きな戦爭を戦い、核戦爭を戦う」ことへの備えから平和な時期の建設の道へと転換し、國の建設の大局に服従し、力を盡くすという前提の下で、計畫的に、段取りを追って現(xiàn)代化建設を推し進めること。強大な現(xiàn)代化、正規(guī)化の革命的軍隊を建設するという全般的目標を設定し、中國の特色ある軍隊精鋭化の道を切り開いた。軍隊においては大きな調(diào)整?改革を行い、100萬人の兵員を削減し、精鋭化?統(tǒng)合化?高効率化に向けて重要な一歩を踏み出すことになった。
90年代に入って、人民解放軍は中國の特色ある軍事変革を積極的に推し進めた。現(xiàn)代技術、特にハイテクの條件下における局地戦爭で勝利することをベースとした新しい時期の積極的防衛(wèi)の軍事戦略方針を確立し、科學技術による軍隊強化の戦略を?qū)g施し、三段階に分けて國防と軍隊の現(xiàn)代化を?qū)g現(xiàn)する発展戦略を制定し、國防建設と経済建設のバランスのとれた発展を促した。中國の特色ある軍事変革を軍隊の現(xiàn)代化が進むうえでの必須の道とし、情報化の軍隊を建設し、情報化戦爭で勝利する戦略目標を打ち出した。軍隊は軍事闘爭への準備をけん引とし、兵器?裝備の発展を速め、軍?兵種と応急機動戦闘部隊の建設に力を入れ、體制?編制を最適化し、70萬人の兵員を削減し、防衛(wèi)戦闘能力が著しく向上した。
新世紀の新しい段階において、人民解放軍は歴史の新たな起點に立ち、現(xiàn)代化建設の新しい局面を切り開いている。科學的発展観を國防と軍隊の建設の重要な指導方針とし、経済建設と國防建設を統(tǒng)一的に計畫し國の富強と軍隊の強化を統(tǒng)合した戦略思想を貫き、新しい歴史的使命を全面的に履行し、多種類の安全保障上の脅威に対応する能力、多様化する軍事任務を完遂する能力を向上させている。軍隊は機械化と情報化の複合的発展に力を入れ、情報化の條件下における軍事訓練を積極的に展開し、軍事理論や軍事技術、軍事組織、軍事管理のイノベーションを推し進め、情報化の條件下における局地戦爭で勝利するためのコアとなる軍事能力、非戦爭軍事行動を?qū)g施する能力をたえず向上させている。
軍事訓練の転換を推し進める
人民解放軍は、軍事訓練を部隊の全面的建設を推進し、部隊の戦闘力を高めるための基本的手段とし、訓練の內(nèi)容や方法、管理、保障を改革し、情報化の條件下における軍事訓練システムを科學的に構築している。 軍事訓練の分野を広げる。情報化の條件下における戦略戦役の指揮訓練と部隊訓練を強化し、區(qū)域にまたがるフィージビリティー?スタディー的な対抗訓練を行い、編制全體の夜間訓練を行い、後方勤務、裝備保障の総合的訓練を展開している。反テロ、安定維持、突発事件処理、平和維持、災害救援などの非戦爭軍事行動の訓練を強化することを重視している。
訓練の改革を深化させる。情報化の條件下における軍事訓練內(nèi)容體系を構築し、新たな『軍事訓練と審査大綱』を編さん?改正し、訓練改革の創(chuàng)造革新の成果を広めている。軍?兵種の合同訓練に力を入れ、戦闘要素の訓練を強化し、指揮の共同訓練と戦闘方法の研究に重點を置き、區(qū)域の共同訓練を改善している。基地における訓練を完備させ、シミュレーション訓練を発展させ、ネットワーク化の訓練を進め、対抗訓練を行っている。軍事訓練の審査評定メカニズムを改革し、訓練を難度の高い、厳格なものにし、軍事訓練の全過程、全要素の精細な管理を?qū)g施している。
複雑な電磁環(huán)境のもとでの訓練を行う。電磁スペクトル、戦場の電磁環(huán)境などに関する基礎知識を普及させ、情報戦、特に電子戦などに関する基本理論を?qū)W習させている。情報化の兵器?裝備と指揮情報システムの操作使用訓練に力を入れ、合同戦術訓練基地の情報化の改造を行い、複雑な電磁環(huán)境のもとでの訓練を行うことを重視している。
思想政治の建設を強化する
人民解放軍は思想政治の建設を軍隊の諸建設の首位に置くことを堅持し、思想政治の建設の革新的発展を推し進め、軍隊に対する黨の絶対的指導を保証し、軍隊建設の科學的発展と將校?兵士の全面的発展を保証し、軍隊の戦闘力の向上と歴史的使命の効果的な履行を保証している。
総政治部は2007年1月に『中國人民解放軍思想政治教育大綱(試行)』を公布し、人民解放軍の思想政治教育は中國共産黨が軍隊で推し進める理論武裝と思想指導の仕事であると明確に規(guī)定し、軍全體のさまざまな部隊?人員に対する思想政治教育を科學的に規(guī)範化し、思想政治教育に関する法規(guī)?制度の整備を強化した。大綱では、軍政訓練の比例が7:3と8:2である部隊の年次教育時間をそれぞれ54と42の學習教育日と規(guī)定している。軍全體は中國の特色ある社會主義理論體系で將校と兵士を武裝することを堅持し、歴史的使命、理想信念、戦闘精神、社會主義の栄譽?恥辱観の教育を深化充実させ、黨の指揮に従い、人民のために盡くし、勇敢でよく戦うといったすぐれた伝統(tǒng)を大いに発揚している。軍隊の思想政治教育は、科學的理論の指導を堅持し、人間本位の要求を貫き、中心をめぐり大局のために盡くし、すべて実効に主眼を置き、実踐活動の育成を重視し、革新的発展を積極的に促すという6つの原則に従い、教育形態(tài)?方法を活用し、革新的に発展させ、ラジオ?テレビ?ネットワークの教學施設を完備させ、軍史館や文化活動センター、「指導員のホーム」、學習室、中隊クラブ、栄譽室をりっぱに建設している。
2008年4月に中央軍事委員會の批準を得て、4総部は『中國人民解放軍軍人委員會工作條例』を共同で公布し、新しい情勢の下における軍隊末端の政治の民主?経済の民主?軍事の民主の建設を制度的に保証した。軍人委員會は軍隊末端部門が政治の民主?経済の民主?軍事の民主という三大民主を?qū)g行し、軍人の民主権利の行使を保障し、大衆(zhòng)的活動を行う組織であり、みずからの部門の戦備訓練、教育管理、後方勤務保障、兵器?裝備管理などに関する提案権、士官の選定?昇級、すぐれた兵士の試験入學?推薦入學、技術兵の選抜?養(yǎng)成、表彰?奨勵などの將校?兵士の切実な利益にかかわる事項について人選を行う推薦権、將校?兵士に対する職責履行、規(guī)律?法律順守の監(jiān)督権、部門の集団的利益、將校?兵士の正當な利益を擁護する権利を持つ。軍人委員會は黨支部(末端の黨組織)とみずからの部門の指導者の指導の下で仕事をし、一般には5~7人からなり、委員は軍人大會において無記名投票?差額選挙によって選出される。
後方勤務保障の効果を向上させる
人民解放軍は後方勤務保障體制の一體化、保障方式の社會化、保障手段の情報化、後方勤務管理の科學化を積極的に推し進め、現(xiàn)代的後方勤務を全面的に構築している。中央軍事委員會は2007年12月、『現(xiàn)代的後方勤務の全面的構築に関する要綱』を公布し、現(xiàn)代的後方勤務の構築と発展の方針?原則?目標?任務を明確にした。
後方勤務の諸改革を推進する。合同勤務の改革を著実に推し進め、2007年4月に済南軍區(qū)で三軍の後方勤務保障の一體化を中核とする合同體制を正式に発足させた。軍隊の後方勤務保障の社會化を加速し、大?中都市に駐屯する戦闘部隊の商業(yè)サービスと兵舎保障の社會化を進め、汎用物資の備蓄やインフラプロジェクトの整備、後方勤務裝備の生産、後方勤務技術サービスなどの面の社會化を進めている。予算編成改革を完備し、項目予算データベース制度を?qū)g施し、重要投資項目についてのフィージビリティー?スタディーと評価に力を入れ、資産管理と予算管理を結びつけ、行政の消耗的支出管理などの経験とやり方を総括し、広め、公務カードによる支払い?決済を普及させている。集中買付けの範囲と入札買付けの比率を拡大し、集中買付けを非戦闘部隊へと広げている。
後方勤務保障のレベルを向上させる。部隊の教育訓練、政治活動、醫(yī)療?衛(wèi)生事業(yè)、水道?電気?暖房、兵舎補修などの経費基準を大幅に引き上げ、飛行、航海、宇宙航空などの専門職務の手當基準を高め、末端の將校と兵士の職務手當基準を調(diào)整し、軍人の生命保険、傷害保険の保障レベルを高めている。部隊の食費の基準を相次いで引き上げている。「小散遠直単位」(部隊において人員が少ない部門、広く分散した部門、機関から遠く離れた部門および連隊以上の機関直屬の中隊とそれに相當する部門を指す)の総合的補助経費の基準を設けている。2007年8月から、軍の全部隊に新たに07式シリーズの制服が支給された。
後方勤務管理を規(guī)範化する。標準化事業(yè)のテンポを速め、維持経費と統(tǒng)一的に配給された実物の供給の標準化を大いに推進し、建設的な供給保障の管理を規(guī)範化し、供給?消費?管理を一體化する後方勤務保障基準制度システムをちくじ構築している。財政経済の管理を強化し、予算に基づき事を運び、基準に基づき支出をはかり、財力に見合った建設を行っている。飲用水、食品、醫(yī)療、醫(yī)薬品、石油?ガソリン?潤滑油、運輸、危険品に対する安全管理を強化し、軍隊の突発的公共衛(wèi)生事件の応急?予防?コントロールメカニズムを健全化し、軍用車両の運行秩序を規(guī)範化し、在職の軍団長以上の幹部の住宅について特定調(diào)査を行い、軍隊の住宅管理と空き家となっている不動産の賃借を厳格に扱い、非現(xiàn)役の公共勤務人員の募集?管理制度を完備させている。中央軍事委員會は2007年1月に新しく改正された『中國人民解放軍監(jiān)査條例』を公布した。エネルギー資源節(jié)約の仕事を充実させ、節(jié)約型の保障方式と消費方式を積極的に進め、軍事區(qū)域の生態(tài)環(huán)境の保護をりっぱに行い、軍隊の草原保護?整備、沿海軍事施設の防砂対策試行プロジェクト、環(huán)渤海地區(qū)に駐屯する部隊、部門の汚染対策作業(yè)をスタートさせている。
裝備の総合保障を強化する
人民解放軍は三軍一體、合同戦闘、體系整備、総合集積という要請を?qū)g行に移し、兵器?裝備システムを充実させ、最適化し、裝備の総合保障レベルをたえず向上させている。
中國の特色ある現(xiàn)代的兵器?裝備システムの構築を急いでいる。自力更生、自主的革新を堅持し、一體化合同戦闘に合わせた情報化兵器?裝備を優(yōu)先的に発展させ、重點的な既存の裝備を選択して改造し、グレードアップしている。迅速かつ機動的、立體的な突撃の陸軍裝備システム、海上?空中の戦闘が一體となった近海の防衛(wèi)?戦闘に適した海軍裝備システム、空中?陸上の戦闘が一體となった攻防をかねた空軍裝備システム、核兵器?通常兵器が一體となった第二砲兵のさまざまな射程の地対地ミサイル裝備システム、総合集積、一體化発展の電子情報裝備システムを初歩的に構築した。
裝備の管理レベルと新裝備のメンテナンス?保障能力を向上させる。裝備管理の科學化?制度化?通常化に力を入れ、裝備管理の責任制を?qū)g行し、兵器?裝備の完全率?耐用性を高めている。裝備のメンテナンス?保障能力の整備をりっぱに行い、第一世代、第二世代の裝備を一応メンテナンスできる保障技術?手段は第二世代、第三世代の裝備に適用するためちくじ転換し、ほとんどの主要な裝備に対してオーバーホールと応急支援の保障能力をおおむね確保できるようになった。裝備の保障力の整備を強化し、編制人員を主とし、予備役を補完とし、予備力を補充とする裝備保障力システムを初歩的に構築した。裝備の製造請負部門が技術保障力の動員訓練を行い、軍民一體化の保障モデルを模索した。
裝備買付け體制を改革、調(diào)整する。ここ2年來、兵器?裝備の競爭買付け、集中買付け、一體化買付けの範囲をいっそう拡大した。計畫策定、契約履行、契約監(jiān)督と契約監(jiān)査が相対的に分離し、相互にチェックする要求を踏まえて、裝備買付け組織システムを調(diào)整し、充実させ、工場駐在軍事代表制度を改革した。
情報化の建設を加速する
人民解放軍は世界の新しい軍事変革の挑戦に積極的に対応し、軍隊建設の諸分野において情報技術を幅広く応用し、情報資源を開発、利用し、情報主導、複合的発展、自主的革新、転換推進の中國の特色ある軍隊の情報化建設の道を歩むよう努めている。 20世紀70年代の指揮自動化の建設に始まった人民解放軍の情報化の建設は現(xiàn)在、分野別の建設を主とすることから分野に跨る総合集積を主とすることへ転換し、全般的には情報化の全面的発展のスタート段階にある。現(xiàn)在、人民解放軍は一體化を発展の方向とし、重點的突破と全面的建設、技術革新と體制改革、新たな研究?建設と改造や潛在力発掘を結びつけることを堅持し、総合集積を強化し、情報資源の開発?利用に力を注ぎ、情報システムに基づく體系戦闘能力をちくじ構築し、高めている。
指揮情報システムを重點とする軍事情報システムの整備で成果を収めた。2006年に軍事総合情報ネットが開通し、情報インフラがいっそう充実し、基礎情報保障能力と情報安全保障レベルが高まった。一體化合同戦闘の指揮?制御システムの整備が進展をとげ、戦場の情報支援保障能力が著しく向上した。情報化訓練の手段はかなり発展をとげ、測量?製図?方向誘導、気象?水文、宇宙空間環(huán)境保障システムがいっそう最適化し、一部の後方勤務や裝備の保障情報システムが研究?製造に成功し、部隊を裝備し、軍全體の大學?學校の「デジタル化キャンパス」の建設が全面的にスタートした。
主戦兵器システムの情報化レベルがちくじ向上している。主戦兵器システムのスピーディーな感知、目標測定、敵味方識別、ピンポイント攻撃能力の向上に著眼し、一部の現(xiàn)在使われている戦車、火砲、艦船、飛行機の情報化改造を行い、情報化レベルがかなり高い新しいタイプの一部の作戦プラットホームの研究?開発に成功し、精密誘導弾の比率と規(guī)模をたえず拡大している。
情報化をサポートする環(huán)境に改善が見られる。情報化した指導や管理、コンサルティング作業(yè)システムを初歩的に構築し、情報化建設の集中的かつ統(tǒng)一的な指導を強化している。情報化理論の模索と重要な現(xiàn)実問題の研究に取り組み、軍隊情報化建設の中長期計畫と指導的意見を策定し、技術的規(guī)範を改正し、充実させ、情報化発展の需要に応える大學?學校の教育と人材陣の整備を強化した。
人材の養(yǎng)成を加速する
人民解放軍は人材戦略プロジェクトを引き続き推し進め、人材育成システムを充実させ、合同戦闘指揮人材とハイレベルの専門技術人材の育成に重點を置き、多くの新しいタイプのハイレベルの軍事人材の養(yǎng)成に努めている。
中央軍事委員會は2008年4月に『軍隊幹部育成活動を強化、改善する意見』を公布し、段階を追って育成を主體とし、職務育成を補とし、育成と使用を一致させる全過程、全人員の育成システムを健全化し、大學?學校教育と部隊訓練を組み合わせ、軍事教育を行うことと國民の教育に頼ることをともに重視し、國內(nèi)と國外の育成を結びつける枠組みを構築することを明確に打ち出した。
合同戦闘指揮人材の養(yǎng)成を強化する。大學?學校における人材養(yǎng)成、在職學習、職務交流、職務交替訓練などのさまざまな方法をとり、合同戦闘指揮人材の養(yǎng)成に力を入れている。合同戦闘教學を人材養(yǎng)成の全プロセスに融合させ、さまざまな大學?學校の教學任務を合理的に分け、大學?學校と部隊の合同教學?合同訓練を?qū)g施し、大學?學校における育成と部隊の実踐をともに重視する合同戦闘指揮人材の養(yǎng)成システムを構築している。「軍隊の大學?學校の重點建設プロジェクト」を展開し、重點建設項目で段階的成果を上げている。
軍の部隊で育てられた幹部の選抜?養(yǎng)成をきちんと行っている。2007年10月に中央軍事委員會の認可を得て、4総部は『中國人民解放軍の大學?學校の學生募集活動條例』を共同で公布し、軍隊の大學?學校が一般高校卒業(yè)生と兵士學員を募集する活動を系統(tǒng)的に規(guī)範化した。2007年末に國家教育部と総政治部は共同で會議を開き、一般高等教育による軍隊幹部養(yǎng)成の問題をとくに検討した。現(xiàn)在、全國で國防生(卒業(yè)後は國防関係の仕事につく人材)の養(yǎng)成を行う一般大學は117カ所に達する。軍隊は全國の省?直轄市で1000カ所近くの重點一般高校を選び、國防生の募集基地を設立した。
人材養(yǎng)成のための良好な環(huán)境をつくる。人材奨勵?インセンティブ?メカニズムを確立し、完備し、すぐれた指揮將校や參謀人材、優(yōu)れた専門技術人材、科學技術革新グループに多額の賞金を與えている。2007年以來、軍隊の人材養(yǎng)成には計7億元の特定項目補助経費を投下した。2007年7月には中央軍事委員會は『軍隊がハイレベルの専門技術人材を引きつけ、引き留めることに関する規(guī)定』を公布し、効果的な措置をとって科學技術のリーダーとなる人材、學問分野のエリート人材、技術的専門人材を引きつけ、引き留めることに重點を置いた。2008年3月に『中國人民解放軍指揮將校考査?評価要綱』、『中國人民解放軍指揮將校考査?評価の実施方法』、『中國人民解放軍指揮將校考査?評価標準(試行)』が公布、施行され、科學的発展の要請を具現(xiàn)した指揮將校考査?評価システムを初歩的に構築することになった。
法律によって軍隊を治めることを堅持
人民解放軍は法律によって軍隊を治めることを正規(guī)化建設の基本的要請として堅持し、科學的立法、法律の厳格な執(zhí)行を重視し、正規(guī)化レベルをたえず高めている。
改革開放30年來、軍事立法體制はちくじ充実され、軍事立法の仕事は著しい成果を上げた。1988年に中央軍事委員會は法制機構を設置し、各総部、軍?兵種、軍區(qū)は法制の仕事を擔當する部門を確定した。1997年に公布された『中華人民共和國國防法』は、中央軍事委員會が憲法と法律に基づき軍事法規(guī)を制定することを明確にした。2000年に公布された『中華人民共和國立法法』は、中央軍事委員會および各総部、軍?兵種、軍區(qū)の立法権限をさらに明確にした。2008年12月現(xiàn)在、全國人民代表大會およびその常務委員會は國防と武裝力整備に関する法律と関連法律問題についての決定15件、國務院、中央軍事委員會が共同で公布した軍事行政法規(guī)94件、中央軍事委員會が制定した軍事法規(guī)215件、各総部、軍?兵種、軍區(qū)、武裝警察部隊が制定した軍事規(guī)則(規(guī)範的文書を含む)3000余件を制定した。2007年6月に全國人民代表大會常務委員會は、『中華人民共和國とロシア連邦の合同軍事演習期間にその部隊が一時的に相手側(cè)の領土に駐留する地位についての協(xié)定』を批準した。2008年12月に全國人民代表大會常務委員會は、『上海協(xié)力機構加盟國の合同軍事演習についての協(xié)定』を批準した。
人民解放軍は法律に基づいて軍隊を治め、軍隊を厳しく管理することを堅持し、法律に基づいて政策決定を行い、法律に基づいて指導を行う仕事のメカニズムを完備させ、軍事、政治、後方勤務、裝備建設の制度化?規(guī)範化の実現(xiàn)に努めている。科學的管理を行い、條令?條例を厳格に実施し、部隊の経常的な教育?管理において気風?規(guī)律の整備を徹底させ、日常の厳格な訓練を通じて、部隊の姿を整然とさせ、規(guī)律を厳正にし、厳しい試練に耐えうる気風を育てることにしている。
人民解放軍は部隊の全面的建設を強化するため、法律普及教育を重要な仕事として扱っている。法律知識の普及を重視し、法律普及教育の主動性?目的性?実効性を強化している。2008年の北京オリンピックとパラリンピックの安全保障任務を擔當した部門は、將校?兵士に関連法律?法規(guī)を?qū)W習させ、法律に基づいて突発事件を処理する意識と能力を高めた。國際平和維持任務を擔った部隊と外國を訪問した海軍艦艇編隊は、將校?兵士に『國際連合憲章』、『國連海洋法條約』などの法律知識を?qū)W習させた。中國政府は2007年11月に國際人道法國家委員會を設置し、軍隊の関係部門は同國家委員會の組織?協(xié)調(diào)の下で、中國の軍隊における國際人道法の広報?実施の仕事を真剣に推し進めている。
「チャイナネット」資料 2009年3月 |