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新疆の発展と進歩

三、各種の社會事業がたえず発展している


新中國が成立する以前、新疆には1校の大學、9校の中學?高校、1355校の小學校しかなく、學齢児童の入學率は19.8%にすぎず、新疆自治區全體の非識字者率は90%以上であった。新中國が成立した後、新疆の教育事業は歴史的な進歩をとげ、現在、義務教育は9年制教育の普及を基本的に実現し、また青?壯年の非識字者も基本的になくなり、各種の成人教育、職業教育はゼロから始まり、穏やかに発展している。2006年、新たな「農村義務教育費保障メカニズム」の推進に伴い、新疆の全農村の小中學生に無料教育を実現した。2008年、貧困寄宿生はすべて生活補助を受けられるようになり、都市部の義務教育段階の學生はすべて學費?雑費を免除された。2007年から、國は毎年1億2900萬元を投入し一般大學の特困生(特に経済が困難な學生)5萬1000人と中高等職業學校の特困生9萬5000人を援助しているが、そのうち70%は少數民族の學生である。2008年、新疆自治區全體で教育支援資金187億7000萬元を手配したが、その額は前年と比べ32.3%増えている。2008年、新疆には合計4159校の小學校があり、201萬2000人の在校生がおり、小學校の學齢児童の入學率は99.6%以上に達している。中學?高校は1973校あり、在校生は172萬2000人である。大學は32校、在校生は24萬1000人で、在學中の大學院生は1萬300人である。

國は少數民族の教育を優先的に発展させることを堅持し、特別扶助政策の実施を通じて、少數民族教育事業の発展を推し進めている。少數民族の受験生が大學教育を受けられるように、國は20世紀50年代から、大學の學生募集について、少數民族受験生を特に優遇する政策をとり、その後、比率で採用する優遇策を打ち出し、また少數民族の受験生に対し個別の試験問題を作成し、合格ラインを単獨で決めるなどの政策を実行し、これらの優遇策が現在までずっと続いている。國は農牧區で食事?生徒寮、學習用品を提供する寄宿制小中學校を設立した。國は「新疆少數民族科學技術人材特別育成」プロジェクト、「少數民族ハイレベル中核人材計畫」および少數民族留學生の公費派遣などの実施を通じて、少數民族のハイレベルな人材を育成している。少數民族教育を発展させる中で、國は少數民族に自民族の言語文字で授業させることを堅持している。新疆では、文字を有する民族はすべて自民族の言語?文字を用いて授業している。多年來、國は特別支出金を拠出し、ウイグル族、カザフ族、蒙古族、シボ族、キルギス族などの5種類の少數民族文字の教材を編纂して印刷し、少數民族學校の主要科目の教材の需要を満たしている。年1回行われる全國大學入學試験の答案用紙で、新疆はウイグル語、漢語、カザフ語、蒙古語など多種類の文字を採用している。経済?社會が発展するにつれ、各民族間の交流も日増しに頻繁になり、漢語の上達を求める少數民族大衆がますます多くなっている。新疆自治區全體の1000萬強の少數民族人口のうち約70%がまだ漢語をマスターしていないかあるいは全く漢語が分からない。少數民族と自治區の発展にとってマイナスな影響を及ぼしているこの狀況に対し、2004年に自治區政府は、少數民族の學生の中に「雙語(母語としての民族言語と漢語を指す)」教育を大いに推し進めることを定め、少數民族の學生が高校卒業時には「民族言語と漢語の両方に通じる」という目標を達成するよう要求した。2008年、ウイグルの広範な末端幹部と大衆の提唱の下で、新疆は「雙語」教師の育成に取り組み、學齢前の「雙語」教育を著実に推し進めている。実踐が証明するように、「雙語」教育の実施は民族間の理解とコミュニケーションを促進し、平等で団結、協力し合い、調和のとれた民族関係を発展させ、各民族の共同繁栄と発展を促進する上で、重要な意義を持っている。

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