第16回中國共産黨大會(huì)に出席中の中國人民銀行（中央銀行）の戴相竜総裁は10日、中國には小康（いくらかゆとりのある）社會(huì)の全面的建設(shè)のための資金を調(diào)達(dá)する力があり、2020年までに國內(nèi)総生産（ＧＤＰ）は4倍になるだろうと発言した。戴総裁によると、國內(nèi)での資金調(diào)達(dá)についていえば、中國には十分な貸付金の資金源がある。昨年の貯蓄率は世界でも高いレベルとなる39.6％であり、1980年には400億元だった都市と農(nóng)村部住民の預(yù)金殘高が、2000年には6兆4千億元に達(dá)し、現(xiàn)在では8兆元を超えている。また現(xiàn)行の市場経済體制は外資の導(dǎo)入を容易にし、今年の外資企業(yè)の対中投資額は500億ドルを超過することが見込まれる。今後、ひきつづき投資環(huán)境が整備されることにより、より多くの外資が中國に流れ込むことになるだろう。 戴総裁は「中央銀行はこれから多種類の貨幣政策を用いて貨幣供給量を増加させる。過去20年間、貨幣供給総量は年平均23％の伸びを示してきたが、今後はさらに貨幣供給量の増加速度が、経済成長と物価上昇のスピードの合計(jì)を上回るようになる」と展望を述べた。 「人民網(wǎng)日本語版」2002年11月11日
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