銀行業の対外開放が一段と進むに伴い、4大國有商業銀行は現在、財産権制度に関する抜本的な改革に余念がない。金融體制の改革と不良債権の処理が當然、代表と委員の討論の焦點の1つとなっている。 銀行業界の代表や委員が2年後の外國銀行との本格的な競爭に向けた方策を考えている一方で、非銀行業界の代表や委員は金融システム全體の健全な運営に強い関心を寄せている。一部の委員からは「より有効かつ合理的な外貨準備高管理モデルと技術モデルの確立に関する提言案」や「都市商業銀行の不良債権処理の加速に関する提案」「『金融不良債権管理特別法』の制定に関する提言案」、また「中國人民銀行本部の融資登録検索システムを開放して各種信用取引の規模を拡大する案」や「都市の小額信用融資制度と管理改革の推進に関する中國民主建國會中央の提案」などが提出された。 このほか、外國為替管理體制や人民元レート形成メカニズムの改革も討議された。 「チャイナネット」2004年3月5日 |