3月8日に、第10期全人代第2回會(huì)議で審議され始めた憲法改正案草案に、「公民の合法的な私有財(cái)産は侵害されることはない」と定められ、私有財(cái)産権を普通の民事権利から憲法による権利まで上昇させた。これは大きな反響を巻き起こした。 人々は財(cái)産を持つようになると、自分たちの財(cái)産を保護(hù)する法律を切望することになる。2002年のある調(diào)査が示しているように、93％の都市住民が憲法の改正を通じて公民の私有財(cái)産権が保護(hù)されることを望んでいる。憲法改正と立法を通じて公民の合法的な私有財(cái)産を保護(hù)することは民心と民意に順応するものとなっている。 鄭成思全人代代表?中國(guó)社會(huì)科學(xué)院法學(xué)研究所研究員は、「改革開(kāi)放以後に公布された一部の法律にも私有財(cái)産を保護(hù)する規(guī)定があるが、憲法改正案草案のように際立った、全面的なものではない」と語(yǔ)った。 かつて議案を提出し、私有財(cái)産に対し憲法の形で保護(hù)を與えることを呼びかけた全人代代表?福建新大陸グループ理事長(zhǎng)の王晶氏は「恒産があってはじめて安定した心が生まれる。私有財(cái)産が憲法に書(shū)き込まれることは豊かになった人々を安心させることになった。憲法の形で私有財(cái)産を保護(hù)することは人々の私有財(cái)産に対する安全感を増強(qiáng)することにプラスとなり、人々の創(chuàng)業(yè)の積極性を十分に引き出し、民間の投資を始動(dòng)させ、資本の外國(guó)への流出を抑制し、思い切って経済を発展させ、就業(yè)を保証し、長(zhǎng)期の発展に役立つことにもプラスとなるものである」と語(yǔ)った。 賈康財(cái)政部財(cái)政科學(xué)研究所所長(zhǎng)は次のように語(yǔ)った。私有財(cái)産権は市場(chǎng)経済運(yùn)営の基盤(pán)である。憲法の改正を通じて私有財(cái)産権を確立することは市場(chǎng)経済の中の最も敏感で、最も複雑な財(cái)産関係と財(cái)産所有権制度の問(wèn)題を解決し、市場(chǎng)経済體制と社會(huì)の発展に順応する重要な措置であり、勤労者、資本、技術(shù)などさまざまな生産要素の積極性を引き出すことができる。 私有財(cái)産保護(hù)の法律をさらに充実させるために憲法の改正を2回提案した全國(guó)政協(xié)委員?著名な経済學(xué)者の蕭灼基氏は、「國(guó)の経済の発展に伴って、圧倒的多數(shù)の人々の暮らしがますますよくなり、お金と財(cái)産、例えば株式、乗用車(chē)、住宅、預(yù)金、債券などがますます多くなっている。われわれが私有財(cái)産を保護(hù)する法律による規(guī)定をさらに充実させることは、金持ちだけを保護(hù)することではなく、一般の人々の私有財(cái)産も保護(hù)を受けるものである」と語(yǔ)った。 鄭成思氏は次のように語(yǔ)った。個(gè)人の合法的な私有財(cái)産を保護(hù)することは、疑いなく人々の富を創(chuàng)り出す情熱を喚起し、先進(jìn)的な生産力を保護(hù)する役割を果たすことになる。「この前の數(shù)回の憲法改正は非公有制経済の合法化を明らかにしたものであり、今回の憲法改正は國(guó)の根本的な法律の角度から多種類(lèi)の所有制がともに発展する必然的な結(jié)果――個(gè)人財(cái)産の合法性を認(rèn)可することである。これによってわれわれの発展が強(qiáng)大な推進(jìn)器裝置をもつようになり、社會(huì)の富を作り出すすべての源泉がより十分に湧き出ることになることを意味している」。 富と見(jiàn)なされるものにはきれいなものもあれば、汚れたものもある。中國(guó)社會(huì)科學(xué)院現(xiàn)代中國(guó)研究所研究員の李正華氏は、「われわれが保護(hù)しようとしているのは合法的な私有財(cái)産であり、私有財(cái)産の合法性を強(qiáng)調(diào)するものである。もしもある人の財(cái)産が汚職、収賄、マネーロンダリング、盜みなどの不法的な手段を通じて入手したものであるなら、憲法による保護(hù)を受けないばかりでなく、法律による追及を受けなければならない」と語(yǔ)った。 「チャイナネット」2004年3月10日 |
