溫家寶総理は、5日開催された第11期全國人民代表大會第1回會議で、政府活動報告を行った。
溫家寶総理はこの報告で、「中國の主権と領土保全にかかわるいかなる問題も、臺灣同胞を含む中國人民全體で共に決定しなければならない。『臺灣獨立』をもくろむ分裂活動に斷固反対し、いかなるものが、いかなる名義で、いかなる方式によって臺灣を中國から切り離すことも絶対に許さない。國內外の中華民族の子孫がともに奮闘すれば、祖國統一の大業は必ずや成し遂げられるであろう。『平和的統一、一國二制度』の基本方針および新たな情勢下での臺灣海峽両岸の関係の発展、祖國の平和的統一の促進に向けた諸政策を堅持し、両岸関係の平和的発展というメーンテーマをしっかりととらえ、両岸同胞の交流を強化することを奨勵し、共通認識を深め、両岸の経済文化交流を積極的に促し、直接の「三通」(直接の通信、通航、通商)を促すべきだ」と述べた。
?中國國際放送局 日本語部?より2008年3月5日