國(guó)務(wù)院の溫家寶総理は5日午前に行った政府活動(dòng)報(bào)告で、08年の物価上昇率を4.8%前後に抑えるとの目標(biāo)を明らかにした。消費(fèi)者物価調(diào)整目標(biāo)はこの5年間で過(guò)去最高となる。これは何を意味しているのか。
國(guó)家統(tǒng)計(jì)局のチーフエコノミスト姚景源氏は「現(xiàn)在の物価上昇狀況から見れば、コスト押し上げ要素が非常にはっきりしている。連動(dòng)効果から、農(nóng)産物価格の上昇がその他の関連製品価格を引き上げており、それも広く波及しつつある。國(guó)際的に見れば、原油や穀物価格などの上昇が輸入によるインフレを招くことになり、食用油は國(guó)內(nèi)外の要素の影響を受けている」と分析する。
4.8%前後という物価上昇率抑制目標(biāo)については、今年の経済は比較的深刻なインフレになることを意味するものなのか、といった疑問(wèn)も出ている。
「一般的に言って、物価が4%以下というのが穏やかで容認(rèn)できるインフレである。現(xiàn)在、4.8%前後に定めているのは、今年の物価情勢(shì)が比較的厳しくなることを意味しており、政府もこれについて十分に試算したことを示すものだ」。全國(guó)政治協(xié)商會(huì)議委員で財(cái)政部財(cái)科所の賈康所長(zhǎng)はこう話すとともに、「だが、4.8%前後はやはり受け入れられる範(fàn)囲內(nèi)であり、安定と不安定の間にあるものの、まだ悪化していない」強(qiáng)調(diào)。
また賈康所長(zhǎng)は「4.8%の物価上昇率目標(biāo)はこの數(shù)年で最も高いが、それでも恐れるものではない。現(xiàn)在、カギとなるのは物価情勢(shì)が比較的深刻に転じて、明らかなインフレになるのを防ぐこと、これが物価調(diào)整の主要課題だ」と指摘する。
「チャイナネット」2008年3月6日