第11期全國人民代表大會第1回會議は9日午前10時、內外記者に向けて記者會見を行った。労働と社會保障部の田成平部長、孫寶樹副部長、民政部の李學挙部長と李立國常務副部長らが?就職と社會保障問題?について、記者の質問に答えた。全人代常務委員會の曹衛洲副秘書長が會見を主宰した。チャイナネットはその記者會見を生中継した。
大雪の被害に見舞われた中國の南部地域の再建作業について、民政部の李學挙部長は次のように述べた。
現在、中國の被災地の救済作業は著実に進んでおり、民政部は主に次の3つの面で努力している。まず応急措置として、家屋が倒壊した166萬人を移住させた。また農業や林業も大きな損失を受けたため、今年の春の食糧狀況はさらに厳しくなり、例年より救済を必要としている人の數は1700萬人増えた。被災地の農村部では、倒壊した家屋が48萬6000軒、168萬軒の家屋が程度の差こそあれ損害を受け、被災者の家屋の再建は重要な課題である。
救済が必要な人たちの増加と、救済期間の延長に対して、中央財政は春節前に冬季と春季の救済資金17億5000萬元を支給し、重大な被害を受けた10の省に対して、専門的な春季不作救済資金3億4000萬元を出した。そして被災狀況がとても深刻な各省の低収入者たちへの補助金として7億1000萬元、被災者の倒壊した家屋には春節の前に2億400萬元が支給されている。そしてこのほど再建補助金として、9億4000萬元が拠出された。これらの資金は、地方政府の救済作業や被災者の基本的な生活の保障、被災地の全面的な回復などにとって、強力な支援となるだろう。
?チャイナネット?2008年3月9日