國務院の溫家寶総理は13日、3日間にわたる日本正式訪問を終えた。國外の各紙も連日関連報道を掲載し、中國総理の「氷を溶かす旅」に注目を寄せた。新華社が伝えた。
フランス「リベラシオン」紙は14日、溫総理は中國の要人として22年ぶりに日本の國會でスピーチし、日本に対して過去を忘れず、侵略を受けた國の人々の苦しみを忘れないように求めたと指摘。今回の訪日で、「中國人民は日本人民との平和共存を望む」というメッセージを伝えたとした。
フランス「ユマニテ」紙は13日、溫総理の日本國會でのスピーチは中日の新しい戦略的関係を主張するだけでなく、日本に対してアジアへの軍事戦略を心から悔い改めるよう指摘するものだったとしたほか、中日関係の改善は両國に歓迎されたが、長期的な相互信頼問題の解決にはまだ時間が必要とした。
フランスの中國語紙「歐州時報」は14日、溫総理の「氷を溶かす旅」は世界の注目を集めたが、氷を溶かすためには雙方の協(xié)力と努力が必要と指摘。日本政府が誠意と決心をもって歴史を正視し、歴史を鑑として未來に向かえば、氷は完全に溶けるだろうとした。
マレーシア「星洲日報」紙は14日、溫総理の訪日は中日関係の更なる緩和を意味し、訪問は成功したと伝えた。
インドネシア「シナル?ハラパン」紙は13日、溫総理の訪問は中日関係にとって重要な意義があっただけでなく、東アジアおよびアジア太平洋地域の平和と安定に積極的影響を與えたと指摘。中日両國が「戦略的互恵関係」を確立すれば2國間経済を推進し、政治的な信頼が高まるだろうとした。
オーストラリア「シドニー?モーニング?ヘラルド」紙は14日、溫総理の「氷を溶かす旅」は中日関係を2000年以來の高みに導いたと指摘。溫総理の日本國會でのスピーチは歴史的なものだとした。
オーストラリア「オーストラリアン」紙は13日、溫総理の日本國會でのスピーチをかいつまんで報道し、溫総理の訪日および安倍首相との會談は両國から見て大きな成功を得たと伝えた。
パキスタン「フロンティア?ポスト」紙は13日、溫総理の今回の訪日は中國が日本に差し伸べた「友好の手」だと報道した。
パキスタン「ニューズ」紙は11日、溫総理の「氷を溶かす旅」は中國の総理の7年ぶりの日本訪問であり、「中日関係改善にとって非常に重要」と認識されているとした。
「人民網(wǎng)日本語版」2007年4月15日??