外交部からの情報によると、中國政府特使の戴秉國氏(外交部副部長)は1~3日、米國のパウエル國務(wù)長官、ライス大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官(國家安全保障擔(dān)當(dāng))、ラムズフェルド國防長官と同國ワシントンでそれぞれ會見した。また、アーミテージ國務(wù)副長官と會談した。雙方は、胡錦濤國家主席とブッシュ米大統(tǒng)領(lǐng)がチリ首都サンディアゴでの會談で得た重要な共通認(rèn)識の実行や、イラク問題および朝鮮半島核問題などについて、広く踏み込んだ意見交換を行った。
雙方は、中米関係の安定的発展を今後4年(ブッシュ大統(tǒng)領(lǐng)任期)にわたり維持することが非常に重要だという考えで一致。また、(1)両國のハイレベル間の交流を維持する(2)両國の重要な利益に関わる戦略的問題について対話する(3)重大な國際問題や地域問題に関する?yún)f(xié)議と協(xié)調(diào)を強(qiáng)化する(4)両國の経済貿(mào)易などの領(lǐng)域における?yún)f(xié)力を推し進(jìn)める――の4點(diǎn)で合意した。
中國は、臺灣問題に関する?yún)椪柿訾蛟敜筏h明し、國家主権と領(lǐng)土保全の保護(hù)が中國の核心的な利益だと指摘。米國が中國に承諾した事項(xiàng)を適切に実行し、臺灣獨(dú)立勢力を助長するいかなることもせず、特に先進(jìn)兵器の売卻を停止するよう求めた。米國は、臺灣問題の敏感性に理解を示し、「一つの中國」政策の遂行の堅(jiān)持、米中3つの共同コミュニケの順守、臺灣獨(dú)立への反対、臺灣の現(xiàn)狀を変えるあらゆる一方的な行動への反対などを改めて表明した。
「人民網(wǎng)日本語版」2004年12月8日