外交部の姜瑜報道官は15日の定例會見で、第5回6カ國協議?第3段階會議について質問を受け、次のように述べた。
今回の協議は、6カ國協議プロセスが重要な一歩を踏み出し、朝鮮半島の非核化プロセスも実質的な段階に入ったことを意味している。関係各國が承諾事項を適切に履行し、初期段階措置の具體的な実現を図ることを希望する。中國は各國と共に、関係作業に早急に著手し、相応の義務を果たしていく考えだ。
初期段階措置の実施と共同聲明の完全履行のため、各國は5つの作業部會の設置で合意した。各國による協議の結果、中國が「朝鮮半島の非核化」、韓國が「経済およびエネルギー協力」、ロシアが「北東アジアの平和および安全保障體制」、朝鮮と米國が「朝米國交正常化」、朝鮮と日本が「朝日國交正常化」の、各作業部會の議長を務める。6者は30日以內にすべての作業部會を開始することで合意した。作業部會の具體的な運営方法、構成、開催地など詳細は、各國のさらなる協議を経て決定される。
共同文書が言及する対朝エネルギー支援の具體的な実施方法については、「経済およびエネルギー協力」作業部會における適切な評価を経て決定される。
「人民網日本語版」2007年2月16日