|
握手する戴國務委員(右)とネグロポンテ國務副長官。 |
第6回中米戦略対話が15日、米國の首都ワシントンで開かれ、中國側は戴秉國國務委員、米側はネグロポンテ國務副長官が共同議長を務めた。雙方は新時代における中米関係の長期的で健全な安定した発展の維持、國際?地域問題における調整?協力の強化などの問題について、率直で誠意ある突っ込んだ意見交換を行い、幅広い共通認識に至った。
戴國務委員は「現在中米関係は過去を受け継ぎ未來を切り開く重要な時期にあり、新たなチャンスと試練を迎えている」と指摘。 ▽戦略的高度と長期的角度に立ち、建設的協力関係の大方針を堅持する▽ハイレベルの往來と対話を強化し、戦略的相互信頼を不斷に強化する▽臺灣問題を適切に処理し、臺灣海峽の平和と安定を守る▽発展的視點と開放的思考で両國の互恵協力を拡大する▽重大な國際?地域問題における意思疎通を強化する▽両國間の溝や敏感な問題を適切に処理する▽民間交流を踏み込んで実施するーーことを主張した。
ネグロポンテ國務副長官は「米側は政治?経済?文化?教育?軍事など各面での過去30年間の米中関係の発展に勇気づけられている。両國の上層部は良好な結びつきを築き、経済?貿易関係はかつてなく活発で、民間交流は踏み込んで発展し、國際協力は大きな成果を上げている。米中関係は両國および世界の人々に確かな利益をもたらしており、この関係の発展を支持する米國人が増えている。米中関係は現在の世界で最も重要な2國間関係の1つであり、雙方がこれを穏健に押さえ、心を込めて育てることが必要だ。米國政府は1つの中國政策を堅持する」と述べた。
雙方は、中米は國際情勢に深いレベルの変化が生じていることを踏まえ、協力を強化し、世界的な金融危機?気候変動?テロ対策?不拡散?エネルギー安保などの試練に共同対処し、世界の平和?安定?発展を促進すべきとの考えで一致した。
「人民網日本語版」2008年12月17日