オバマ大統(tǒng)領が東京でアジア政策について演説

　オバマ米大統(tǒng)領は14日に東京で行ったアジア政策演説で、「中國が世界でさらに大きな役割を発揮しようとすることを歓迎する」「米國は中國を封じ込めるつもりはない」と表明した。

　オバマ大統(tǒng)領は今回の演説で、米國政府のアジア政策を初めて全面的に明らかにした。オバマ大統(tǒng)領は「米國は世界の経済危機からの脫卻をリードするアジアを重視しており、アジア問題に積極的に関與していく」と強調。中國に関しては「グローバル化の過程では、他國の成功を恐れる必要はない。協(xié)力を深めることで、アジア太平洋の前進が促される。米中が実務的な協(xié)力関係を築くことが重要だ。われわれが直面する21世紀の課題は、1カ國だけで解決できるものではない。中國が世界でさらに大きな役割を発揮しようとすることを歓迎する。中國の繁栄は各國の発展の源であり、中國との協(xié)力は経済回復にとって重要だ。中國は核不拡散體制に參與し、朝鮮半島の非核化を支持している。米國は中國を封じ込めるつもりはない。米中関係の強化が、米國とその同盟國との同盟関係を弱體化させることはない」と述べた。

　「人民網(wǎng)日本語版」2009年11月16日