メディアが先だって伝えた內(nèi)容によると、南中國海は中國の領(lǐng)土保全にかかわる「核心的利益」に屬することを中國が米國に初めて明確に表明している。香港の誌面でも、中國は米國に「南中國海の領(lǐng)海権問題に関して中國は一歩も譲歩しない」旨をはっきりと表明しており、中米2國間の対決において積極的な攻めの姿勢を見せた。だが、米軍の原子力潛水艦3隻が中國周辺に出現(xiàn)したことに対し、とある香港メディアは「現(xiàn)在の米中関係の現(xiàn)狀から見ると米國が中國に対してそのような牽制を行うのは意味がないことであるし、それに中國の軍事力は決して軽視してよいものではない」という専門家の分析を掲載している。
釜山海軍基地を訪問する米軍第7艦隊(duì)の原子力潛水艦「ミシガン」
香港の「南華早報」がこのほど伝えた內(nèi)容によると、米軍第7艦隊(duì)の原子力潛水艦「ミシガン」「オハイオ」「フロリダ」が先週、アジアの重要な軍事基地である釜山、フィリピンのスービック灣、インド洋のディエゴガルシアにそれぞれ時を同じくして姿を現(xiàn)した。
そのニュースにより「米國は中國の軍事演習(xí)と張り合うつもりか?」「アジア太平洋から中國を取り囲むのでは?」など、安全を懸念する世論の聲が瞬く間に広まった。
これに対し、香港「文匯報」6日付けに掲載された中國社會科學(xué)院米國所軍事制御センターの専門家の分析によると、「このニュースが真実であるならば、米軍の武力が弧の字型に中國を包囲する」ことが懸念されている。だが、別の専門家は「米軍の目的は主に北朝鮮への威嚇である。米中関係の現(xiàn)狀は、各層および各分野において提攜関係が日増しに深まっており、中國に対し牽制する意味がない。それに、中國の軍事力を甘く見てもらっては困る」と指摘している。