ボツワナへの公式訪問を終え帰國の途に著いた中國の習(xí)近平國家副主席は、経由地のスペイン?マヨルカ島パルマ市で現(xiàn)地時(shí)間23日、同國のヒメネス外相と會談した。

習(xí)近平副主席は「両國は互いを尊重、配慮しており、経済や文化面での交流?協(xié)力が全面的に発展している」と良好な関係をアピール。「スペインは臺灣、チベット、人権などの問題で中國を支持し、中國と歐州の関係発展を後押しした」として、これを高く評価した。

習(xí)副主席は「スペインの國際的な影響力に注目している」と述べ、「友好感情や相互信頼の基盤を強(qiáng)化し、一層の関係発展を図りたい」との意向を表明。ハイレベル交流など政治対話を継続するとともに、互いの國情や政策に対する理解を深め、核心的利益や関心事に配慮することで、長期的かつ安定した関係発展に努めるべきだ、と呼び掛けた。

ヒメネス外相は習(xí)副主席の考えに賛同を示した上で、國際社會における中國の建設(shè)的な役割を高く評価し、対中関係を重視する姿勢を表明。「新たな情勢のもと、中國との協(xié)力を一層強(qiáng)化しつつ、中國と歐州の関係発展に今後も取り組み、中國への武器禁輸の早期解除を促したい」との考えを示した。

「人民網(wǎng)日本語版」2010年11月24日