2人目は野黨である。黨の勢(shì)力の力比べに菅直人は負(fù)け続け、もはや圧倒されるばかりで行き場(chǎng)を失い孤立狀態(tài)である。2011年が始まり、1月末に通常國(guó)會(huì)が開(kāi)かれ、年度予算は3月までには決定しなくてはいけない。そんななか、野黨は連攜して協(xié)力する意思を見(jiàn)せず、國(guó)會(huì)の開(kāi)會(huì)と審議に大きな影響を及ぼしている。もし、國(guó)會(huì)の開(kāi)會(huì)が遅れれば、民主黨は解散を発表し、再び総選挙が行われるかもしれない。
民主黨の支持率を考慮すれば、解散総選挙は自らを破滅させることになる。そのため、菅直人は、成功するためにもここは耐えて、どんなに內(nèi)心が煮えたぎっていても我慢して野黨と手を取らなくてはいけないのだ。
窮地に立たされる民主黨と菅直人
3人目の敵は小沢一郎である。もとはと言えば、小沢一郎が菅直人と野黨の板ばさみになって、にっちもさっちも行かない狀態(tài)だったのが、今では事態(tài)が一変し、菅直人が板ばさみにあう羽目になった。
國(guó)會(huì)の審議は無(wú)理やり進(jìn)められ、菅內(nèi)閣はなんとか維持できたが、頼りにしていた仙谷由人も、力強(qiáng)い支持者であった馬渕澄夫も蟲(chóng)の息である。孤立無(wú)援になってしまった菅直人はもっとも悲慘な敗者である。
民主黨も菅直人も窮地に立たされ、無(wú)殘な姿である。彼らの「返り咲き劇」は、2010年の下半期から內(nèi)部の圧力に外部の危機(jī)とまとめて攻撃を受け、もはや反撃する力も殘っていないようだ。日本の政局は今も暗闇の中である。
(敬稱略)
?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)? 2011年2月1日