外交部の洪磊報道官は21日の定例會見で、「南中國海での中國の主権と海洋権益の維持は、國際法に照らした各國の航行の自由に影響を與えない。事実、南中國海の航行の自由にはいかなる問題も存在しない」と表明した。
----シンガポール外務省がこのほど、南中國海問題における中國側の姿勢に懸念を表明したことについてコメントは。中國は「南中國海における各國の行動宣言」をどう実行するのか。
南中國海に関する中國の主張は明確で一貫したものだ。南中國海での中國の主権と海洋権益の維持は、國際法に照らした各國の航行の自由に影響を與えない。事実、南中國海の航行の自由にはいかなる問題も存在しない。
2つめの質問だが「南中國海における各國の行動宣言」はASEAN諸國と交した重要な政治文書であり、中國はその実行を非常に重視している。南中國海の係爭について、中國は一貫して関係國との直接の交渉、対話、協議を通じて、平和的方法で適切に解決することを主張している。中國は言動が一致している。中國は常に南中國海の平和?安定維持における重要な建設的パワーだ。これは國際社會の共通認識だ。
「人民網日本語版」2011年6月22日